2006年12月26日

シンポジウム参加と研究発表

 今月はじめのCRIC主催の著作権パーティー、JASRAC主催の第3回著作権ゼミナールに続き(http://copyright-edu.sblo.jp/article/1960085.html)、12月13日(水)日本著作権教育研究会主催の「第3回著作権シンポジウム(東京会場)「教育現場における著作権問題を考える」」に参加して参りました。
 本イベントを紹介する主催者ホームページによれば、「基調講演では、東海大学法科大学院 角田政芳教授に知的財産とは何か、今何が問題か、知的財産を生み出す力を育成する知的財産教育とは何かについてお話し頂き、実例として東海大学の幼稚園から大学まで一貫した知財教育を紹介して戴きます」とあります。東海大学の知財教育といえば、今年の5月17日付読売新聞に「実践的な知財教育…東海大付属全校・幼稚園」という記事が掲載されました。実践的な著作権教育という点では「実践!著作権」とも共通しており、気になっていたところです。再び東京出張して参りました。
 多くは著作権一般のお話と、試験問題の二次利用でしたが、東海大学の知財教育のお話もあり、東海大学の著作権教育は、創造性を育む点が出発点であるとのことでした。幼稚園からの段階的教育を行う点では、前回のJASRACシンポジウムでの野間先生のお話と共通するところがありました。私どもの行っている「実践!著作権」では、著作権そして著作物利用を促す点に重きがありましたが、教育現場においては、そのような視点も重要ではないかと思います、シンポジウム終了後、少しだけですが角田先生ともお話しし、こちらの取り組みについてもお伝えしました。出発点は異なりますが、相互に参考しつつ、よりよい知財教育ができればと思います。なお、東海大学の知財教育のテキストは近々発明協会から出版されるそうです。
 また、東海大学では知財担当者をおいているそうです。この点は、「実践!著作権」での権利処理機構と共通性があるのではないかと思います。この権利処理機構については、12月16日(土)に行われた長崎での日本教育工学会研究会(コミュニケーションを重視した教育実践と情報モラル教育)で発表しておりますので、ご興味のある方は同研究会の報告書をご参考ください。
http://ship.nime.ac.jp/EduTech/files/20061216.html

 今年もあと5日となりました。これが年内最終の更新となります。みなさん、良いお年を。

(事務局S)
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2006年12月20日

(社)日本レコード協会機関紙12月号に本イベントが紹介されました

 体験型著作権学習イベント「実践!著作権」が終了して2ヶ月あまり立ちますが、「実践!著作権」ワークショップの成果発表の場である、著作権フェアの様子が、(社)日本レコード協会機関紙12月号で紹介されました。レコード協会様は本イベント初年度から音源CDの使用許諾についてご協力をお願いしております。
 映像作品にBGMをつける場合、作詞家作曲家だけでなく、音源をCDに求めた場合は、CDの権利を持つレコード会社の許諾が必要になります。音源使用許諾は各レコード会社で諾否を決定するのであり、レコード協会が一元的に管理運用しているものではありません。しかし、レコード協会は傘下にたくさんのレコード会社があります。そこで、本イベントを行うに当たり、先ずはこのようなイベントを行うこととイベントにご協力いただけるように各レコード会社宛に依頼のアナウンスをして頂きました。また本イベント用に音源使用申請書も作成頂き、活用いたしました。このような多くの協力があったからこそのイベントであると感謝しております。
 さて、機関紙12月号では「著作権教育は今〜教育現場での意欲的な取り組み」という特集の一つとして本イベントが取り上げられています。記事は下記URLからご覧頂けます。本ブログ等と併せてご覧頂き、著作権教育について考えて頂ければと存じます。また、このような取り組みにご興味ご関心がありましたら、ご連絡いただければ幸いです。
 レコード協会機関紙「THE Record」12月号
 http://www.riaj.or.jp/issue/record/2006/200612.html

(え)
posted by 著作権イベント実行委員会 at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

2006年12月04日

東京出張してきました

今年も残すところ、あと1ヶ月。現在、事務局では、報告書を作成している真っ最中です。
そんななか、東京で開催された社団法人著作権情報センター主催の著作権パーティーに参加して参りました。
著作権パーティーは、多くの著作権関係者が集まる会です。
本実行委員会の基盤は関西ですので、普段お会いすることのできない助成いただいた私的録画補償金管理協会の方や、
協力してくださった権利者団体の方へ直接、「実践!著作権」開催のご報告を行うとともに、ご協力のお礼をして参りました。
また、著作権に関心のある方とお話するなかで、このイベントについて説明して参りました。
「実践!著作権」は、参加していただいた皆さんに、著作権について何かしらを学んでいただくことも大切ですが、
今回の取り組みに出来るだけ多くの方に関心をもっていただき、よりよい学習プランにしていくことも重要です。
お話させていただいた方には、少なからず関心をもっていただけ、大変有意義であったと思っております。

また翌日にちょうど、JASRAC主催の第3回著作権ゼミナールがありましたので、
参加して参りました。
午前中は教員向けの講座で、横浜国立大大学院国際社会科学研究科助教授大和淳先生による著作権制度の概要、
東京都北区立赤羽台西小学校主幹野間俊彦先生による著作権教育における現場の課題と実践事例、という2つの講座を拝聴しました。
大和先生は、著作権法の原則、例外というお話を中心に、野間先生は、現場教員としてどういう取り組みをしているのか、
どういうツールのがあるのか、ということをお話されました。
「実践!著作権」は、学校教育現場においては、決して採用しやすいとはいいにくい形式での著作権“利用”体験プログラムですが、
お話された内容は、学校生活で著作権意識を身につけることのできるもので、学校教育の中での体験学習というべきものでした。
午後のプログラムでは、著作権のモデル授業がありましたが、やはり講義と身構えると、教える側も教わる側も難しくなります。
身近なところから著作権とはどういうものか、体感していく必要があると感じました。

事務局では、今回の聴講もふまえつつ、報告書をまとめていきたいと考えています。
今年度の報告書は完成し次第、関係各位に送付予定ですが、関心をお持ちいただけた方には無料で送付しますので、
右側の資料請求より、ご請求いただければと思います。

(事務局S)
posted by 著作権イベント実行委員会 at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感