2006年08月09日

ワークショップ開始!!前半一日目

いよいよ第2回「実践!著作権」ワークショップが始まりました。
前日迄台風の心配をしていましたが、何とかそれて、当日は快晴です。
ワークショップは前半2日、2週間ほどあけて後半3日の計5日間です。

 今年は、
兵庫県立洲本実業高等学校東浦分校、加古川市立平岡中学校、加古川市立加古川養護学校
神戸市立向洋中学校、神戸市立横尾中学校、
以上5校から、教師を含む4名程度のグループが参加しています。
 洲本実業高校、横尾中学校、向洋中学校は放送部の生徒、平岡中学校は学校のカリキュラムである「トライやるウィーク」の様子を取材した経験のある生徒です。
会場の兵庫県加古川市教育研究所(http://www.city.kakogawa.hyogo.jp/hp/kakogawaav/index.htm
は、バリアフリーなので、車椅子でも大丈夫ということで、加古川養護学校の生徒にも参加してもらえました。

8月9日と10日の前半カリキュラムでは、「映像表現について」の講義と著作権についての基礎的な講義「著作権って?」、そして編集ソフト「エディウス(カノープス社製)」の扱い方の講義です。一日で基礎的なことをすべて学ぶのですから、参加者はちょっと大変です。さらに、講義で学んだことを自分たちの作品にどう生かすか、考えていたシナリオや表現方法の変更などを考える、グループワーキングが続きます。とても中身の濃いカリキュラムですが、ここで基礎を学ぶことで、後半カリキュラムでの映像編集が生きてくるのです。
後半は28〜30日の3日間で権利処理をし、映像作品を仕上げます。
制作した作品は10月15日の「著作権フェア」で販売します。販売すると言うことは、人に買ってもらえるような、感動してもらえる作品にしなければいけません。参加生徒の課題は大きいですが、それらすべてを通して初めて「著作権とは何か」「他人の著作物とは何か」ということを、単なる知識ではなく体験として、理解するのが、このイベントの目的です。

さて、前半1日目。
 午前中に映像表現の講義が1コマ、著作権の基礎の講義が1コマあります。
まずは映像制作の表現方法を、「モデル映像作品から学ぶ」ということで、兵庫県立姫路工業高校デザイン科制作3DCGアニメ「tears」(ひょうごIT&A学生グランプリ グランプリ受賞 http://www.hyogo-c.ed.jp/~himeji-ths/whatsnew/2004/ITglanpuri/IT-G.htm)を例に、
人を感動させるとはどういうことか、どうやって表現すればよいかという講義がありました。他にも同校の生徒作品や市販DVDを視聴して表現することについて具体的で分かりやすい説明を受けました。
 講師の先生からは
「ここ(日本にいて、これだけ機材、人材に恵まれている状況)にいるということだけで、いいものが作れるという環境に既にいるという事に感謝して、ええもん作ってほしい。」
と、最初に感謝する心を忘れないようにというキーワードがあります。これは非常に重要なことなのです。おそらく著作権というものの根幹につながることではないかと私は思っています。
著作権の講義では、著作権についてすべてを学ぶことは難しいので、1日目は5つの単語を覚えること、2日目は権利処理の方法を解説することで、著作権についての基礎的な知識がわかるように講義が組まれています。5つの単語とは「著作物」「著作者」「著作者」「著楽隣接権者」「著作隣接権」の5つです。
 午後からは、映像表現の講義1コマと、編集ソフト「エディウス」の使用方法の講義が2コマです。
 エディウスの講義は、カノープスの先生が使用するソフト「EDIUS3」の利用方法をわかりやすく解説してくれました。各班には、それぞれインストール済みのPCが2台用意されています。ソフト全体の使用法を生徒は実際にPCを扱いながら学習していきます。編集テクニックや、エフェクトなどの他詳細は編集実務の時に必要に応じて教えてもらえるようになっています。
生徒は真剣です。でもそれより真剣なのは先生かも・・・。
その後はグループワークなので各班ごとに編集や借用物について検討します。各講師も巡回してアドバイスをしていきます。
とにかく編集作業になれることと、編集方法、シナリオなどを決定しないことには、使用する著作物などは出てこないので、著作権担当の講師はどちらかというと休憩中、編集担当の先生と映像表現指導の先生が大わらわです。
それに応じて、各班についているTA(ティーチングアシスタント)の大学生たちも大わらわです。

 前半初日、なかなかいいスタートです。

 ここ数日は、ワークショップの様子、権利処理の仮申請等についてこまめにUpしていきたいと思います。

(え)

posted by 著作権イベント実行委員会 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 平成18年度実践!著作権
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